■女性に多いがんの種類
がんは2〜3人に1人がかかる病気です。
がんの種類によって予防や治療法は異なり、
性や年齢によってどのような「がん」が多いのかも異なります。
今回は女性のがんに注目してみましょう。
女性で最も多いがんは乳がんで、すべてのがんの17%を占めます。
次に大腸がん(全体の16%)、胃がん(全体の13%)と続きます。
年齢別ではどうでしょうか。
25〜54歳では乳がんと子宮がんが1位と2位を独占し、
すべてのがんに占める割合は50%を超えます。
特に25〜34歳では子宮がん、35〜44歳では乳がんが約40%も占めており、
若い女性では乳がんと子宮がんがとても多いのです。
幸い、これらのがんについては、
マンモグラフィーを用いた乳がん検診(40歳以上、2年に1回)、
細胞診を用いた子宮頸(けい)がん検診(20歳以上、2年に1回)
による早期発見・早期治療が有効です。
また「たばこ」により、発がんのリスクが高まると言われていますので、
禁煙や防煙も重要です。
若い時から「がん」を身近な病気ととらえるのは難しいかもしれません。
乳がんでは、
母親や姉妹に乳がん患者がいる、初経年齢が早い、
初産年齢が高い、中高年での肥満などが発病の危険性を高めます。
また、
子宮頸がんでは、
ヒト・パピローマウイルスの感染の原因となりうる若年からの性交、
性的パートナーが多いことなどが発病の危険性を高める原因です。
これらに当てはまる人ほど、
禁煙やがん検診などで病気から身を守ることが大切です。